@欧州危機とイソップ童話
ペンネーム:S.Uよく欧州危機に対してはイソップ童話のアリとキリギリスになぞらえて表現されます。
皮肉にもこの物語が生まれた場所もこのあたりでした。
ここで言うアリとはドイツをはじめよく働く国でキリギリスとは欧州危機を引き起こしたギリシャなどあまり働かない国を指します。
では、なぜこんなにも世界中に迷惑をかけているのか?
それは単一通貨(ユーロ)だからです。
キリギリスは草しか食べないのにアリをと同じ物を食べるようになった。ということに近いのですが、草しか食べなければキリギリスだけの問題で済む所が、アリと同じ物を食べていたから大変なのです。
あまり働かないキリギリスなのでまたたく間に食料が無い状態に、そこでアリ達は相談して自分たちの国と同じ質素倹約をするなら食料を分けてあげると約束をしてあげました。
それで最近は落ち着いてきていますが、もうこんな生活はイヤだというキリギリスの国が反乱を起こさないともかぎりません。
キリギリスとアリの同居はこの先どうなるのか?
ところで、日本はアリとキリギリスのどちらか?
答えは簡単、もちろんアリなのですが、残念ながら年老いたアリが多いのが現状です。