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2012年5月の記事


@日本人はなぜ桜が好き?

ペンネーム:T.M

春といえば花見!今年の金沢は平年より1週間遅れの桜の見頃となりました。
15日は穏やかな花曇りの日曜日となり、兼六園も「花見サンデー」を満喫する多くの観光客でにぎわっていました。
入場者数も一日の入場者数が10万3500人となり、27年ぶりに更新されました。
桜を眺めながら飲んだり食べたりする花見の文化はいつ頃からあるのでしょうか?
花見の起源は「奈良時代に中国から伝わって来た梅を貴族が観賞したのが始まり」と言われています。その後、平安時代から鑑賞の対象が梅から桜へと変わっていきました。庶民にも広まったのは江戸時代。徳川吉宗が江戸の各地に桜を植えさせ、庶民の日頃の不満を解消させるために、花見を奨励してからといわれています。

それほどまでに日本人の心をとらえた背景は?
まず、「古くから日本人の生活に密接にかかわる植物であった」という事です。科学的な温度観測ができなかった時代には、桜の開花が農作業開始の目印となっていました。
また、寒い冬をしのいだ後、「一番最初に春を告げるのが桜の開花」ということで、桜が咲くのを待ちわびる人々が多かったことも関係しています。
その美しさだけでなく、長い歳月の中で日本の暮らしになじんできた花木だからこそ、こんなにも日本人の心をとらえているということです。
ちなみに、2010年4月に行った「全国お花見調査」では、「日本を象徴する桜、あなたは好きですか?」という質問に対して、85%が「とても好き」14%が「まあまあ好き」と回答、なんと99%の人が「桜が好き」とのこと。
残りの1%も「どちらでもない」とのことで、日本人の桜好きがうかがえます。
花見をする時は日本人と桜の長い歴史に思いを馳せるのも良いのではないでしょうか。

 
 
   
   
 
 
 
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