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2008年3月の記事


@芥川賞と直木賞

ペンネーム:遊市

少し前になりますが、第138回芥川賞と直木賞の受賞者が決まりました。

芥川賞を受賞した川上さんはシンガーソングライターで、過去にホステスの経験もある、何かと経験豊かな方。自身2作目の小説での受賞もすごいですが、前回も1作目が、受賞こそ逃したもののノミネートされたのだからすごいもの。
 一方直木賞を受賞した桜庭さんは、ゲームのシナリオやライトノベルの作家というイメージが強かった方らしいのですが、今回の受賞で偏狭の愛読家の方々も見方を変えなくてはならないかもしれません。また、桜庭さんは本屋大賞にも直木賞を受賞した「私の男」と、また別の作品の計2作がノミネートされており、もしそちらでも受賞したならば、更に大注目の作家になることでしょう。
 しかし何と言っても今回一番注目された作家は、中国人作家でありながら日本語で書いた小説が、芥川賞にノミネートされ、中国人初の芥川賞作家になるかと、受賞のぎりぎりのところまでいきつつも残念ながら受賞を逃した楊逸(ヤンイー)さん。

 受賞者、話題になった作家はいずれも、いわゆる狭い意味で純粋な文学作家ではなかったり、外国人だったりと何かと注目された各賞。日本文学界に今まで無かった波を作ったことは確かな様です。

 ここで小ネタを一つ。
金沢の3文豪の一人である室生犀星が、かつて芥川賞の選考委員を務めていたということ、ご存知でしたか。

 
 
   
   
 
 
 
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