◎「あ〜あ、もったいない!」
ペンネーム:パタパタはま(S.H)我が家には、高校生の娘がいます。この娘には、好きなロックグループがいます。
犬の種類を名前につけたこのグループは、リーダーであり、ボーカルでもある草野正宗氏が、作詞・作曲を手がけています。
曲的には、オバサンである自分にもついていけるテンポでやさしい感じがするので、私もまあまあ好きです。
今は落ち着いていますが、一時期、寝ても醒めても「マサムネ様、マサムネ様!」と、それはすごかったのです。
新曲が出れば即買いに走り、プロモーションビデオが出れば、もちろん即購入。
そして、繰り返し繰り返し視聴するので、そばにいるわたくしの耳はタコだらけ。
「もう、いいかげんにして〜ぇ」と悲鳴を上げたいくらいです。
でも、あの記憶力には感心させられました。
歌詞カードがなくても、どの曲もほとんど歌うことができるのです。
へたに鼻歌まじりに口ずさもうものなら「お母さん、ちがう!そこは“が”じゃなくて“に”やよ!!」とか「音程がはずれてる!」とか、容赦ない言葉が飛んでくるのです。
内心「すご〜い」と思いながら、反面「あ〜ぁ、もったいない。そのエネルギーの半分でも勉強に注いでくれたなら。あ〜あ・・・」もうその先が続きません。
あきらめにも近いため息しかでないのでした・・・。
◎お引っ越し
ペンネーム:プー関(M.K)最近私は初めて引っ越しを経験しました。
生まれてからずうっと同じ所に住んでいたので、引っ越しを経験するのは楽しいのではないかと思っていました。
だがしかし、引っ越しとはそんなに甘いものではなかったのでした。
○年間(あえて伏せ字)ためにためたガラクタの山。
中・高校時代に授業をそっちのけで書いたであろう友人からの手紙。
おみやげで貰った数々の品。
これから持っていても絶対に役立つ日がこないことは、埃にまみれたそれらの状態を見ればあきらかではあるのだが、捨てるのは忍びない!
片付け始めたつもりがいつのまにやら「思い出に浸る会」に変わっていたりして…。
結局ゴミの日にすべて出してしまいました。
片付け作業にはかなりの埃が出るものです。肌の弱い私に埃は大敵!さっそく“かゆかゆ魔人”があらわれて私を襲い始めました。
片付けの埃にやられ、新生活の環境の変化にやられ、私の肌はそりゃあもう見るも無惨な状態になっているのでした。
ある日、実家の母の指に見慣れないキラリと光る物体が…。
それは私がゴミとして出したはずの指輪(おもちゃのごとき安物)でした。
「見つかっちゃった」とか言ってにこにこ微笑む母。頼むからそんな安物はめないでくれ、母よ(泣)
新しい家には実家から運ばれた物が片付けられずに山となっています。
“新しい生活のスタート”とか“自分の思いのままにできる生活”などという言葉には程遠く、毎日の生活だけで手一杯なのが現実です。
最初の思いとは違ったけれど、これはこれでいい経験をしたなと思いました。


