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ひとくちメモ

2004年8月の記事



さ8月を迎え、すっかり夏らしく、暑い日が続きます。
こうも暑くなると水分が恋しくなりますよね。
特に喉が渇いたときに飲む、冷たい水のおいしさといえばもう…たまりません!
ということで、今回は「水」についての豆知識を少々。

水■ミネラルウォーター
いつの頃からか、世にミネラルウォーターというものが流通するようになりました。
このミネラルウォーターのミネラルって何のことかご存じでしょうか?
実はこの「ミネラル」の含有量によって水の味が変わり、水の用途も使い分ける必要が出てくるのです。

 

■軟水と硬水
さて、一般的に水の味を評価するときは、飲み味が「硬い」、「軟らかい」という風に言うことが多いようです。
ミネラルとはカルシウム、ナトリウム、カリウムなどの様々な鉱物質のことで、これらのミネラル分が多いと味は硬くなり、逆に少ないと軟らかく感じます。
この水の硬さを科学的に数値で算出したものを、「硬度」と呼びます。
そして硬度100未満のものを軟水、100〜300のものを中硬水、それ以上のものを硬水と呼びます。
一般的には中硬水と硬水をまとめて硬水と呼んでいるようです。

■水の使い分け
水を料理に使うとき、軟らかい水、硬い水にはそれぞれ向き、不向きがあります。
例えば軟水でご飯を炊くとやわらかなご飯が炊きあがるのに対し、硬水でご飯を炊くとパサパサなご飯に炊きあがるそうです。
日本の水は殆どが軟水に分類され、伝統の和食は素材の持ち味を引き出すような料理が多く、硬水の多い国・地域では煮込み料理やソースを使った料理が多くなる傾向にあるようです。
現代に伝わる料理の数々も、先人達が水の性質とあうように一生懸命考えた末にできていると考えると、感慨深いものがありますね。

私たちが生活する上で必要不可欠な水。
昔は「ペットボトルで水を買う」などということをする必要がなかったことを考えると、ちょっと頭の痛い話だなと感じます。
あちこちで環境問題が叫ばれています。
なんとか日本各地に残るおいしい水は後世まで残したいものです。
我らが地元、石川県にもおいしい水の採水地が点在しているので、もしお立ち寄りの機会があれば、どこか一ヵ所でも足を運んでみてはいかがでしょうか。

 
   
   
   
 
 
 
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